フードアレルギー検査は、食べ物による遅発型アレルギー(IgG型)を調べる検査です。遅発型のアレルギーは、症状が弱く多彩です。頭痛や倦怠感、肌荒れ、メンタル症状、慢性疲労など、どのような症状としても起こりえます。また出現するまでの時間が長く、数日から数週間後に及ぶこともあります。そのため日常生活において、ご自身でアレルギーに気づくのは難しい傾向にあります。
この検査では、どの食べ物にアレルギー反応が起きているかを一括で調べることができます。セミパネルで120項目、フルパネルでは219項目の食品が検査に含まれます。
検体はカリフォルニアの研究機関に提出し、最新技術のマイクロアレイを用いて、高精度に検査されます。結果が出るまでの期間はおよそ1ヶ月です。
アレルギー検査の結果は、特殊な読取が必要になるので、検査に精通した医師から受けることをお勧め致します。カウンセリングでは、どのように食生活の工夫ができるかについてもアドバイスします。遅延型アレルギーは、腸内環境と密接な関係があり、腸内環境の改善から症状改善に向けてプランを立てていきます。